大自然に身をやつすと心が整う

大自然とは大袈裟かな。これは単なる森林浴をはじめ、草木や水辺に訪れることを指した意味です。木陰の下で休むというのも自然に触れている状態だし、ベランダや庭にあるプランターに囲まれも効果はあると思っています。

「うつ」と診断された人は、その直前まであまり自然豊かな場所には訪れてリラックスした時間を過ごしていなかったのではと思います。私はそうでした。

自然の場所に行っていればいいとか、行かないから駄目とかの話ではありません。元気な今はそんなに自然の中で時間を過ごすことはありませんから、どちらかというと、癒やされるために出掛けた方がいいというお話です。

日光浴の重要性

自然に触れるということは、太陽を浴びることにも繋がります。やはり日光浴は大切です。「光合成」と私は呼んでいました!

一説には、神経伝達細胞のシナプスを生成するのに日光は必要なのです。人間、日光を浴びないと病むのは想像しやすいですよね。

私の実践方法

回復期に入った時期に、毎日朝晩と公園や海岸といった場所で過ごしました。何をするわけではありません。散策と、読書か昼寝くらいしかしていません。好きなコーヒーやミネラルウォーターを摂りながら、およそ小一時間を過ごしていました。

段々と元気になるにつれ、僅かな時間でも効果を感じやすくなりました。今では外の空気を吸いたい衝動に駆られますから、ベランダに出てストレッチや深呼吸するだけでもある程度満足できています。

続けることの大切さ

自身の回復期を思い起こすと、恐らく滞在する時間中は何がどう良くなったのか気が付けない状態でした。それでも、帰宅してからしばらくは気分が良く感じられていたので、自然に触れれば良くなると信じていたのかもしれません。

もちろん、日々の食事改善やサプリメントの摂取、自宅内でストレッチや瞑想、調べて良さそうなことはすべてやっていた中の1つです。外気浴だけで良くなるとは言えませんが、やはり外気に触れることをしないと効果は無かったと思います。

自然の音に癒やされる

風の音を聞き、木々の葉が擦れる音や、小鳥のさえずり、耳を澄ますだけで癒やされていきます。

「抑うつ状態」の心身にとって、こういった自然の音はとても心地よいものなのです。当たり前で見過ごしてきたから、心身が病んでしまったのでしょう。適度に自然に触れるのはストレス軽減には必要だと強く感じます。

人間も他の動物や草木と変わらない自然の一部なんだと考えれば、これもまた当たり前のことです。「自然に身をやつす」という言い方が適当です。ただ、自然の中に身を置くだけなんです。

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