うつを克服するまでにやって効果のあったことを綴ります。
Apple Watchを24時間着けています。心拍数を計測するのが主な理由です。
うつを克服しようと誓った時、まだApple Watchは発売される前で、同じような機能として「活動量計」と言われていた腕時計が各社から発売されていた時代のお話です。
私はエプソンの「PULSENSE」ユーザーでした。USB接続ができて計測値を出力できる機能があったからです。
精度が高いことでも有名な機種で、充電も週1回くらいで済み、5気圧防水だったのも便利でした。
自分の体調を知る手がかりにしたくて着けるようになったのです。
なぜ?活動量計やスマートウォッチなのか
記事を書いている現在、Apple Watch 10とSEの2台体制で相変わらず心拍数はチェックしています。
でも、なぜ?うつを克服するのに心拍数のチェックが必要だったのか、そう思いますよね。
私の経験上、専門用語があるのか知りませんが、不整脈のように突然脈拍が上がっていることに気が付いたからです。
何かの本で読んだのか、「うつ状態≒自律神経失調症」という観点から自分の中では確信があり、先ずは知ることから始めたのです。
自律神経失調症という名の通り、自律神経が乱れてしまっている状態です。当然ながら心拍も自律神経で動いています。自分の意思ではどうすることもできないこともあり、いつ乱れているのかさえ気が付いていませんでした。
他人なら私を見ておかしいことに気が付いても、本人はなかなか気が付けません。
そこで活動量を着けたら客観的に分かるのではないかと考えたわけです。
おかしな状態に気付けた
この活動量計で測った数値は見事に役立ちました。
会社でデスクワークをしていて、突然アラームが鳴りました。心拍数が100を超えたら鳴るように設定していたアラーム音です。
自分自身は至って冷静であるはずなのに、心拍数がとんでもなく上がっていたのです。
今現在、平静なときは1分間に60〜70台で、動いている時でも80〜99以下が私の通常数値として安定しています。
heart beat apple watch
当時はこれが100になるどころか、160〜180、200近くまで上がったのです!
そうなると全力疾走した後のように呼吸が苦しくなります。でも、ただデスクワークしているだけ、座っているだけですから、途端に呼吸が足りないような状態に陥ります。でも、本人は気が付きません。
呼吸が速くはなっても、本当に身体を使って走っているわけではないためか、呼吸は深く大きくはならないままです。すると、目眩はするし気分が途端に悪くなります。
大まかに気持ち悪い状態になるわけです。体調が優れず、身体にも力が入らず、頭もボーッとし、吐き気が襲ってくるのです。
この状態でも自分は全く気が付かないのはおかしな状況です。なんだか息苦しいなといった感覚だけでした。
もっと大きな呼吸をすれば良いのでしょうが、デスクワークしているだけですから呼吸を大きくする必要はないから、自然にはそうなりません。
脈拍だけが上がる。それも何の切っ掛けもなく、突然に数値も極端に高く、といった現象でした。
深呼吸でやり過ごす
活動量計を付けてからどうなったか。計測をし始めると、日に何度も同じようなことが起きていることが判明しました。
驚いたというのが本音です。何が起きているのか意味がわかりません。
この対処方法として、時間をかけた深呼吸をすることにしました。
大きく鼻で吸って口から吐く深呼吸は、息を吐ききるイメージです。再度計測して脈拍が100下を回るまで繰り返しました。
会社でのデスクワーク中ですから、トイレ休憩のように席を立ち、外気に触れる場所で行いました。3分くらいの休憩です。
克服した現在は、運動している以外で100を超えることは緊張している場面しかありません。常に自分の状態と心拍数は合っています。(歯医者では心拍数は上がる・・・)
私の場合は、心理的ストレスに長くさらされた結果、既に自律神経がおかしくなっていたので何の因果関係もなく突然に心拍数が上がったり下がったりを繰り返していました。
心拍数が突然に下がるのも負担があります。
心は平静だと思っていても身体は陸上競技をしているような状態だったわけです。それでは疲弊しても当然でした。
対処を続けた結果
計測は1年間続けた結果、データをPCに出力してグラフで確認していました。その1、2年後でしょうか、AppleWatchを購入したこともあり、USBで出力せずとも気軽にデータの確認ができています。
症状が改善するに従って、アラームが鳴ることはなくなっていきました。
あるとき、久しぶりに100を超えたなと思い、深呼吸後に「そういえば、最後はいつだったのだろう」と直近1年間を確認したら、なんと数回に留まっていたのに気が付きました。活動量計を着け始めた頃、毎日5、6回はアラームが鳴っていた頃を思えば、至って健康な状態に回復しました。
現在はほとんど変化がない状態です。先程のように歯医者で施術中だけはアラームが鳴ります!
慣れたこともあり、アラームが鳴る以外でも深呼吸を定期的に取り入れています。
自律神経はストレスで乱れる
常に心拍数を監視できて、自律神経の乱れと思わしき症状を客観的に捕捉できるため、メーカーを問わずスマートウォッチで記録するのはお薦めします。
そもそも、汗をあまり掻かない(掻けない)人でした。体質かと思っていましたが、どうやら自律神経が正常に働いていないから状態と身体が合っていなかったみたいです。
現に、うつを克服してからだいぶ経ちますが、他人と比べても滅茶苦茶の汗っかきになっています。他の記事でも触れますが、汗を掻く気持ちよさは心理的なことを軽くしてくれます。
どうも過度なストレスを受けると、私は自律神経がすぐに乱れてしまっていました。これでは体調不良が無くなりません。
私は心拍数が乱れている状態は、過度なストレスを受けていることと同義だったのです。これでストレス自体を認識することに繋がりました。
先ずは己を知る大切さを、心拍数の把握で理解できたと思っています。
深呼吸も気分転換に最適な行為でお手軽ですよ。皆さんは深呼吸って日常的に取り入れているのでしょうか?? 私は侮っていましたね。
ストレスの軽減にも役立つ深呼吸は、騙されたと思って日常に取り入れてください。
うつを克服するまでにやって効果のあったことを綴ります。
Apple Watchを24時間着けています。心拍数を計測するのが主な理由です。
うつを克服しようと誓った時、まだApple Watchは発売される前で、同じような機能として「活動量計」と言われていた腕時計が各社から発売されていた時代のお話です。
私はエプソンの「PULSENSE」ユーザーでした。USB接続ができて計測値を出力できる機能があったからです。
精度が高いことでも有名な機種で、充電も週1回くらいで済み、5気圧防水だったのも便利でした。
自分の体調を知る手がかりにしたくて着けるようになったのです。
なぜ?活動量計やスマートウォッチなのか
記事を書いている現在、Apple Watch 10とSEの2台体制で相変わらず心拍数はチェックしています。
でも、なぜ?うつを克服するのに心拍数のチェックが必要だったのか、そう思いますよね。
私の経験上、専門用語があるのか知りませんが、不整脈のように突然脈拍が上がっていることに気が付いたからです。
何かの本で読んだのか、「うつ状態≒自律神経失調症」という観点から自分の中では確信があり、先ずは知ることから始めたのです。
自律神経失調症という名の通り、自律神経が乱れてしまっている状態です。当然ながら心拍も自律神経で動いています。自分の意思ではどうすることもできないこともあり、いつ乱れているのかさえ気が付いていませんでした。
他人なら私を見ておかしいことに気が付いても、本人はなかなか気が付けません。
そこで活動量を着けたら客観的に分かるのではないかと考えたわけです。
おかしな状態に気付けた
この活動量計で測った数値は見事に役立ちました。
会社でデスクワークをしていて、突然アラームが鳴りました。心拍数が100を超えたら鳴るように設定していたアラーム音です。
自分自身は至って冷静であるはずなのに、心拍数がとんでもなく上がっていたのです。
今現在、平静なときは1分間に60〜70台で、動いている時でも80〜99以下が私の通常数値として安定しています。
heart beat apple watch
当時はこれが100になるどころか、160〜180、200近くまで上がったのです!
そうなると全力疾走した後のように呼吸が苦しくなります。でも、ただデスクワークしているだけ、座っているだけですから、途端に呼吸が足りないような状態に陥ります。でも、本人は気が付きません。
呼吸が速くはなっても、本当に身体を使って走っているわけではないためか、呼吸は深く大きくはならないままです。すると、目眩はするし気分が途端に悪くなります。
大まかに気持ち悪い状態になるわけです。体調が優れず、身体にも力が入らず、頭もボーッとし、吐き気が襲ってくるのです。
この状態でも自分は全く気が付かないのはおかしな状況です。なんだか息苦しいなといった感覚だけでした。
もっと大きな呼吸をすれば良いのでしょうが、デスクワークしているだけですから呼吸を大きくする必要はないから、自然にはそうなりません。
脈拍だけが上がる。それも何の切っ掛けもなく、突然に数値も極端に高く、といった現象でした。
深呼吸でやり過ごす
活動量計を付けてからどうなったか。計測をし始めると、日に何度も同じようなことが起きていることが判明しました。
驚いたというのが本音です。何が起きているのか意味がわかりません。
この対処方法として、時間をかけた深呼吸をすることにしました。
大きく鼻で吸って口から吐く深呼吸は、息を吐ききるイメージです。再度計測して脈拍が100下を回るまで繰り返しました。
会社でのデスクワーク中ですから、トイレ休憩のように席を立ち、外気に触れる場所で行いました。3分くらいの休憩です。
克服した現在は、運動している以外で100を超えることは緊張している場面しかありません。常に自分の状態と心拍数は合っています。(歯医者では心拍数は上がる・・・)
私の場合は、心理的ストレスに長くさらされた結果、既に自律神経がおかしくなっていたので何の因果関係もなく突然に心拍数が上がったり下がったりを繰り返していました。
心拍数が突然に下がるのも負担があります。
心は平静だと思っていても身体は陸上競技をしているような状態だったわけです。それでは疲弊しても当然でした。
対処を続けた結果
計測は1年間続けた結果、データをPCに出力してグラフで確認していました。その1、2年後でしょうか、AppleWatchを購入したこともあり、USBで出力せずとも気軽にデータの確認ができています。
症状が改善するに従って、アラームが鳴ることはなくなっていきました。
あるとき、久しぶりに100を超えたなと思い、深呼吸後に「そういえば、最後はいつだったのだろう」と直近1年間を確認したら、なんと数回に留まっていたのに気が付きました。
活動量計を着け始めた頃、毎日5、6回はアラームが鳴っていた頃を思えば、至って健康な状態に回復しました。
現在はほとんど変化がない状態です。先程のように歯医者で施術中だけはアラームが鳴ります!
慣れたこともあり、アラームが鳴る以外でも深呼吸を定期的に取り入れています。
自律神経はストレスで乱れる
常に心拍数を監視できて、自律神経の乱れと思わしき症状を客観的に捕捉できるため、メーカーを問わずスマートウォッチで記録するのはお薦めします。
そもそも、汗をあまり掻かない(掻けない)人でした。体質かと思っていましたが、どうやら自律神経が正常に働いていないから状態と身体が合っていなかったみたいです。
現に、うつを克服してからだいぶ経ちますが、他人と比べても滅茶苦茶の汗っかきになっています。他の記事でも触れますが、汗を掻く気持ちよさは心理的なことを軽くしてくれます。
どうも過度なストレスを受けると、私は自律神経がすぐに乱れてしまっていました。これでは体調不良が無くなりません。
私は心拍数が乱れている状態は、過度なストレスを受けていることと同義だったのです。これでストレス自体を認識することに繋がりました。
先ずは己を知る大切さを、心拍数の把握で理解できたと思っています。
深呼吸も気分転換に最適な行為でお手軽ですよ。皆さんは深呼吸って日常的に取り入れているのでしょうか?? 私は侮っていましたね。
ストレスの軽減にも役立つ深呼吸は、騙されたと思って日常に取り入れてください。